Since 2007/12/26
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「Yes, we can !」
来年アメリカ史上初の黒人大統領となる予定のバラク・オバマ氏。
日本から見ていても、彼や他候補の各党の党大会や討論などは激烈なものがありました。
その性質上、暗殺を危ぶまれてもいる同氏ではありますが、それでもどうしても成し遂げたいことがある、そういう意気込みも、彼のスピーチから感じました。そこはスピーチライターの力かも知れませんが(笑)アメリカ史上初の黒人大統領になるということは大変なことですが、彼にとってはここはあくまで一通過点のはずです。
それに比べて
-と、アメリカの様子を知り尽くしてもいない自分が言えることかは分かりませんが-
日本の政治家は一体何をしているのでしょうか?
麻生総理の不適切な発言はもちろんですが、それを批判することで支持率を上げようとしているようにしか見えない野党。そんな暇があるなら他にアピールすることはいっぱいあるはず。反響ほしさにバカな質問をする記者も記者ですが。
毎回恒例、話を最後まで聞かずにヤジばかりを飛ばす議員(これは大物議員が後ろにいることもあるらしいですが)。委員会ですでに議論は熟したにしろ、絶対に寝るべきでない議院内で寝る議員。自分はともかく、大人の人たちは「寝るために税金を払ってるんじゃない」と思うことでしょうね。
この二者の違いはなんでしょうか?自分はしばらくの間その答えが出せずにいましたが、自分なりの「ビジョン」、即ち全世界の将来への展望を持っているか否かです。一言に将来と言いましたが、この場合は間近のこと、中期的なもの、長期的なもの、超長期的なもの全てを指します。
麻生総理に関しては世界で見たときの日本の位置づけのはっきりとした認識と、超長期的な展望が足りていないのだと思います。もちろん私自身も日本の位置づけについては未だに完全に理解できているとは思いませんが。
しかし、超長期的な展望については自分はそれなりの意見は持っています。自分の場合、これは30~80年後くらいを想定しています。
その一つは、「国家単位での戦争は無くなる」ということです。
多くの人はこの考えを楽観的と思うのではないでしょうか。自分もごく最近までそう考えていました。しかし、根拠はもちろんあります。
国家権力者による批判者への迫害、特定の宗教に対する迫害や押しつけは、多くの国で無くなりました。人種による差別も消えつつあります。この「まともなものしか残りえない」という考え。これが第一の根拠です。
二つ目は、「戦争は、世界全体としてメリットに比べデメリットが大きすぎる」ということです。どんなに正当に見える理由を付けようが、戦争は当事国に被害を及ぼします。これには人的・物質的なもののほかに国際社会からの信頼の低下や、それによる経済的な被害をも含みます。他国においても、停戦時、国連によるPKOの派遣(義務ではありません)に掛かる費用や、当事国の物流の悪化による不景気などについて同じことが言えます。
しかし、戦争の減少を阻害するものもあります。自分は特に、アメリカの「軍産複合体」なる社会構造に問題があると思います。第二次世界大戦後に端を発した冷戦構造が作り出したそれが、アメリカの発展に大きく貢献したことに疑いは持ち得ません。しかし、それは同時に世界中に武器をばらまき、遂には核分裂に加え、それとは比較にならないほど強力なエネルギーを発する、核融合を利用した兵器も登場しました。その上核拡散防止条約で核を既に保有する国の優位性を保ち、多くの核実験で得たデータで臨界実験を行う用意ができた上での包括的核実験禁止条約への調印。旧ソ連を牽制する意味はあったものの、核兵器による戦争への不安は高まりました
。第五世代制空戦闘機として超高性能でステルス性(レーダーに移りにくい性質)の非常に高いF-22ラプターが開発されました。模擬空戦の結果、たった一機で一世代前の戦闘機、F-15イーグル5機の相手を同時にし、殲滅できる能力を十分に持つことが分かっています。現在では後継機のF-35も開発されています。このように、軍需産業に極度に依存した経済構造は、おそらくしばらくの間崩れることはないでしょう。しかし、いずれその時が来るだろうと、いや、来なくてはならないと、自分はそう思います。これは根拠が無く、個人的な希望に過ぎませんが。
自分が世界を超長期的に見たときのビジョンとしてもう一つ持っているのが、「国連の権限の大幅拡大、あるいは地球規模の超国政府の誕生」です。・・・と語りたいところですが、ここはまだ自分の知識や考察が足りていないところでもあるので今のところは黙っておきます(笑)またいつかお話するときが来ると思いますのでお楽しみに(?)。
では~ノシ
追伸:
・・・さすがにこの長文はちょっと疲れました((笑
アドエスと外付けキーボード無しでは成し得ないことですね((笑
また統一性のない長文を失礼しました(。・x・)ゝ
来年アメリカ史上初の黒人大統領となる予定のバラク・オバマ氏。
日本から見ていても、彼や他候補の各党の党大会や討論などは激烈なものがありました。
その性質上、暗殺を危ぶまれてもいる同氏ではありますが、それでもどうしても成し遂げたいことがある、そういう意気込みも、彼のスピーチから感じました。そこはスピーチライターの力かも知れませんが(笑)アメリカ史上初の黒人大統領になるということは大変なことですが、彼にとってはここはあくまで一通過点のはずです。
それに比べて
-と、アメリカの様子を知り尽くしてもいない自分が言えることかは分かりませんが-
日本の政治家は一体何をしているのでしょうか?
麻生総理の不適切な発言はもちろんですが、それを批判することで支持率を上げようとしているようにしか見えない野党。そんな暇があるなら他にアピールすることはいっぱいあるはず。反響ほしさにバカな質問をする記者も記者ですが。
毎回恒例、話を最後まで聞かずにヤジばかりを飛ばす議員(これは大物議員が後ろにいることもあるらしいですが)。委員会ですでに議論は熟したにしろ、絶対に寝るべきでない議院内で寝る議員。自分はともかく、大人の人たちは「寝るために税金を払ってるんじゃない」と思うことでしょうね。
この二者の違いはなんでしょうか?自分はしばらくの間その答えが出せずにいましたが、自分なりの「ビジョン」、即ち全世界の将来への展望を持っているか否かです。一言に将来と言いましたが、この場合は間近のこと、中期的なもの、長期的なもの、超長期的なもの全てを指します。
麻生総理に関しては世界で見たときの日本の位置づけのはっきりとした認識と、超長期的な展望が足りていないのだと思います。もちろん私自身も日本の位置づけについては未だに完全に理解できているとは思いませんが。
しかし、超長期的な展望については自分はそれなりの意見は持っています。自分の場合、これは30~80年後くらいを想定しています。
その一つは、「国家単位での戦争は無くなる」ということです。
多くの人はこの考えを楽観的と思うのではないでしょうか。自分もごく最近までそう考えていました。しかし、根拠はもちろんあります。
国家権力者による批判者への迫害、特定の宗教に対する迫害や押しつけは、多くの国で無くなりました。人種による差別も消えつつあります。この「まともなものしか残りえない」という考え。これが第一の根拠です。
二つ目は、「戦争は、世界全体としてメリットに比べデメリットが大きすぎる」ということです。どんなに正当に見える理由を付けようが、戦争は当事国に被害を及ぼします。これには人的・物質的なもののほかに国際社会からの信頼の低下や、それによる経済的な被害をも含みます。他国においても、停戦時、国連によるPKOの派遣(義務ではありません)に掛かる費用や、当事国の物流の悪化による不景気などについて同じことが言えます。
しかし、戦争の減少を阻害するものもあります。自分は特に、アメリカの「軍産複合体」なる社会構造に問題があると思います。第二次世界大戦後に端を発した冷戦構造が作り出したそれが、アメリカの発展に大きく貢献したことに疑いは持ち得ません。しかし、それは同時に世界中に武器をばらまき、遂には核分裂に加え、それとは比較にならないほど強力なエネルギーを発する、核融合を利用した兵器も登場しました。その上核拡散防止条約で核を既に保有する国の優位性を保ち、多くの核実験で得たデータで臨界実験を行う用意ができた上での包括的核実験禁止条約への調印。旧ソ連を牽制する意味はあったものの、核兵器による戦争への不安は高まりました
。第五世代制空戦闘機として超高性能でステルス性(レーダーに移りにくい性質)の非常に高いF-22ラプターが開発されました。模擬空戦の結果、たった一機で一世代前の戦闘機、F-15イーグル5機の相手を同時にし、殲滅できる能力を十分に持つことが分かっています。現在では後継機のF-35も開発されています。このように、軍需産業に極度に依存した経済構造は、おそらくしばらくの間崩れることはないでしょう。しかし、いずれその時が来るだろうと、いや、来なくてはならないと、自分はそう思います。これは根拠が無く、個人的な希望に過ぎませんが。
自分が世界を超長期的に見たときのビジョンとしてもう一つ持っているのが、「国連の権限の大幅拡大、あるいは地球規模の超国政府の誕生」です。・・・と語りたいところですが、ここはまだ自分の知識や考察が足りていないところでもあるので今のところは黙っておきます(笑)またいつかお話するときが来ると思いますのでお楽しみに(?)。
では~ノシ
追伸:
・・・さすがにこの長文はちょっと疲れました((笑
アドエスと外付けキーボード無しでは成し得ないことですね((笑
また統一性のない長文を失礼しました(。・x・)ゝ
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